
最終更新日:2022年6月2日
オンラインカジノで4630万円使い切れる?山口県阿武町の誤送金騒動について解説!
山口県阿武町の誤振込み騒動ですが、4360万円の返還要求を拒み続けていた男性が「すべてオンラインカジノで使い果たした」と証言したことでさらなる衝撃を与えています。4360万円もの大金を2週間で使い切ることは可能なのでしょうか。この記事ではオンラインカジノで実際にゲームを行っている現役プレイヤー検証のもと、どこのオンラインカジノを利用して、どのゲームをした可能性があるのか徹底解説します!
- 山口県阿武町の誤振込み騒動でオンラインカジノが話題に
- そもそもオンラインカジノを利用して2週間で4630万円使い切ることは可能?
- 4630万円使い切るにはどのオンラインカジノ?
- 最初のハードル: オンラインカジノには入金上限額がある場合が多い
- 勝ったととしても、、オンラインカジノには出金限度額もある
- 入金上限額・出金限度額がないカジノも
- 騒動の男性はどのようなゲームで遊んでいた可能性がある?
- ゲームによって最大ベット額が決められている
- ゲームの1ラウンドのスピードも鍵
- 最短で4630万円使い切るにはどのカジノでどのゲームに賭ける?
- とにかく早く全額ベットしたいならこの方法
- 4630万円を効率良く最短時間で増やせる可能性があるのはこの方法
- オンラインカジノに入金した金額を賭けずにそのまま出金することはできる?
山口県阿武町の誤振込み騒動でオンラインカジノが話題に
オンラインカジノ
山口県阿武町が同町の24歳男性に新型コロナウイルス対策関連の給付金として4630万円を誤って振り込み、返還されていないことが大きなニュースとなっていましたが、16日に騒動男性の代理人の弁護士が「返還が難しい」と述べ、4630万円の用途については「オンラインカジノ数社で使い果たした」ということでさらなる波紋が広がっています。
ネット上では、「オンラインカジノで使い切ったというのは嘘なのではないか」「入金だけ行って資金を移動したのでは」「オンラインカジノで4630万円も使い切れる?」などと、オンラインカジノについても注目が集まっておりますが、果たして本当にオンラインカジノで4630万円という大金を使うことはできるのでしょうか。
そもそもオンラインカジノを利用して2週間で4630万円使い切ることは可能?
オンラインカジノは、海外の会社が運営を行うインターネット上のカジノです。クレジットカードや銀行振込などを利用してカジノへ入金を行い、その資金を利用してスロットやカードゲームなど多種類のゲームを行うことができます。もちろんリアルマネーを利用しているので、ゲームに勝利した場合は勝利金を現金として払い出すことも可能ですし、負けた場合は資金が減り、運が悪かったり、賭け方次第では莫大な損失が出ることも。
日本国内で遊戯できるパチンコやスロットは貸玉の金額、プレイ速度、営業時間の点からどんなに負けても1日数十万円が限度でしょう。
ですが、オンラインカジノの場合スロットの1回転を1万円以上にすることもできる上、営業時間は24時間365日いつでもプレイすることができます。また、プレイ速度も高速プレイ・自動プレイなどで一般のスロットより速い速度でゲーム数を消化できます。スロット以外ではテーブルゲームの最大賭け金が$50,000というカジノもあるので、つまり1回の賭けで650万円($1=130円時)という高額なお金が動く場でもあります。
知人の証言によると男性は「ギャンブル狂だった」とも言われているので元々ギャンブルに熱狂してしまうタイプの人が、思わぬ大金を手にしてしまうと躊躇いなく高額ベットをしてしまう可能性は十分にあるのではないでしょうか。
4630万円使い切るにはどのオンラインカジノ?
現在、日本で遊ぶことのできる主要なオンラインカジノは数十社以上あります。その中から「このサイト」と特定するのは難しいですが、男性は「数社のオンラインカジノで」と証言していることや入金額の限度があることからも、一般の方もよくプレイするオンラインカジノを数社のサイトに登録して入金額上限内でプレイしていたことが考えられます。
最初のハードル: オンラインカジノには入金上限額がある場合が多い
オンラインカジノの入金限度額
「スロットの1回転が1万円以上」「1ゲームで数百万賭けられる」のいうカジノにおいて、「入金額の上限?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、オンラインカジノはマネーロンダリングの防止やギャンブル依存の問題にも取り組んでおり、1日や1ヶ月に入金できる金額は決められています。
なので、どんなに入金を行おうとしても同一サイト内では上限金額に引っかかってしまいそれ以上プレイすることはできません。
多くのカジノで1回の入金で行える最大金額が$10,000以下であることからも、数社のオンラインカジノで複数回の入金を行っていたのではないでしょうか。
勝ったととしても、、オンラインカジノには出金限度額もある
さらにオンラインカジノカジノでは、入金限度額に加えて「出金限度額」も設定されている場合がほとんどです。もちろん入金限度額以上に出金限度額は高額に設定されているため、ふつうにカジノを楽しんで、勝ったお金を引き出す上ではまったく気にせず問題はないのですが、「ハイローラー」と呼ばれる高額な賭け金で勝負するプレイヤーは、高額な勝利金をカジノサイトから何度かに分けて勝利金を引き出す必要があります。
またスロットでは「ジャックポット」という数億にもなる配当金が得られるチャンスもあり、一度で出金ですべての勝利金の払い出しこそ行われませんが、日本国内外で高額な配当金が出ています。
入金上限額・出金限度額がないカジノも
日本国内で誰でも遊ぶことができる入金上限・出金限度額のないカジノにエルドアカジノがあります。公式サイト内にも記載があるように1晩で1億円以上勝利したプレイヤーもいるハイローラー御用達のカジノで、騒動の男性も利用した可能性は十分にあります。
エルドアカジノ: https://www.eldoah.com/
騒動の男性はどのようなゲームで遊んでいた可能性がある?
オンラインカジノではスロットやテーブルゲームで遊べる
騒動の男性は元々パチンコなどのギャンブルを嗜んでいたことから、オンラインカジノでもスロットなどのビデオゲームをプレイしていた可能性が高いです。
ただオンラインカジノの場合は還元率という賭けた金額に対して戻ってくる金額がパチンコ・パチスロより高いため、振り込まれた全額を失うのには、相当な賭け金でリスクも大きいハイボラリティーな機種をプレイしていたことも想定されます。
スロットの最大賭け金は1回転で$100なので、たった1回転で約13,000円も使うことになります。100回転で、大きな当たりがなければ100万円程度はすぐなくなってしまうでしょう。
また1日に4630万円を2週間で使いきるためには、平均して1日に330万円以上負けなければいけません。スロットより短時間で大きな損失を出せるという面では、バカラやルーレットなどのテーブルゲームで高額なベットを繰り返していた可能性も高いです。
ゲームによって最大ベット額が決められている
テーブルゲームの最小・最大ベット一例
オンラインカジノのゲームは大きく分けると下記の2つの種類に分類できます。
- ビデオスロット
- テーブルゲーム(バカラ、ルーレット、ポーカー、ブラックジャックなど)
ビデオスロットは、多くの機種で1回転が最小$0.1〜最大$100賭けることが可能ですが、機種によって最小と最大の賭け金は異なります。最小金額でプレイするのであれば、賭け金は店舗のスロットと大差なく到底4630万円も損失を出すのは不可能でしょう。
次にバカラやルーレットなど本場のカジノで行われているようなテーブルゲームの場合、このゲームも最小では最小$0.1からプレイ可能です。ただし、最大賭け金を高額にすることも可能でその額はなんと1ゲームにつき、$50,000という桁違いの金額です。
ゲームの1ラウンドのスピードも鍵
Blittz 通常の6倍速のプレイモード
1ラウンドあたりの賭け金を大きくできることは短時間で損失を出すことに大きく関係していますが、オンラインカジノではゲーム1ラウンドあたりのスピードを速めることができることもまた関係があるようです。
ビデオスロットであれば、高速プレイモードを使って通常プレイの倍速かそれ以上の速さでゲームを消化することもできますし、テーブルゲームであれば「オスピードバカラ」「スピードルーレット」といった通常のゲームより進行速度の速いゲームもあります。
調子の良いときは、短時間でみるみる勝利金が増えますが、その反対に不調時はゲームのスピードに比例して資金が減っていきます。単純に2倍の速度でプレイしていれば、2倍のスピードで資金が増減するわけです。
最短で4630万円使い切るにはどのカジノでどのゲームに賭ける?
オンラインカジノには膨大な種類のゲームがある
高額なベットができる特性、1ラウンドあたりのスピード感、24時間365日営業という環境から「オンラインカジノなら2週間で4630万円を使い切ることもできる」ということがお分かりいただけたと思います。しかしそれだけの金額を短期間に使い切るともなると、どこのカジノサイト、どのゲームでもできることではありません。
数多くのオンラインカジノの中でも入金限度額・出金限度額の高いサイトや限度額の設定のないサイト数社に登録し、遊ぶ店舗を変える感覚でプレイしていたことが考えられます。
とにかく早く全額ベットしたいならこの方法
ポーカーの用語に「オールイン」というアクションがあります。これは手持ちのチップをすべて賭けることで、バカラやルーレットなど他のテーブルゲームでも資金をすべて賭けるという意味で「プレイヤーにオールインする」という風に使われます。手持ちの資金をすべて賭けているわけですから、ここで勝負に負けると後がありません。
よほど勝負に自信のあるときや、資金が尽きそうで勝負に出る局面では使いますが大きなリスクを伴うのでおすすめはできません。
4630万円を効率良く最短時間で増やせる可能性があるのはこの方法
確率1/2のテーブルゲームに高額ベット
オンラインカジノのテーブルゲーム
リスクは伴いますが、効率良く最短で増やせる可能性があるのは「確率が1/2」のゲームです。確率が1/2のゲームでは概ね配当倍率が2倍になります。つまり、バカラやルーレットの特定の賭けで勝利すると、賭けた金額が倍になって戻ってくるわけです。例えば100万円を賭けて、勝利すればたった数十秒で100万円が儲かる可能性があります。しかもそのその確率はおよそ1/2なので、ジャンケンに勝つことよりも容易いです。画像は実際のプレイ画面ですが、1ゲームわずか数十秒で$26,647もの勝利金を獲得したプレイヤーがいることがわかります。
スロットのボーナス購入機能を使う
マネートレイン ボーナス購入画面
オンラインカジノでは、一定の賭け金を支払えば途中のプレイを飛ばして一気にボーナスゲームへ突入することができます。ボーナスによる払い出し金額は支払った賭け金を下回ることももちろんありますが、効率良く最短時間でまとまったリターンが見込めるので潤沢な資金があるのであれば、「ボーナス購入機能」がボーナスによる高額配当への近道になるでしょう。
オンラインカジノに入金した金額を賭けずにそのまま出金することはできる?
アカウントからいかなる額の出金を申請する場合、入金額と同額を少なくとも一度ゲームの賭けで使用しなければなりません。 https://www.verajohn.com/ja/about#about-terms-conditions-layer
ベラジョンカジノ利用規約より
ほとんどのオンラインカジノでは、マネーロンダリング防止の観点から入金した金額をそのまま出金することは、原則禁止されています。犯罪行為になどによって不正に得た資金でも、一度オンラインカジノに入金して賭けを行わずに出金してしまえば出どころを掴みにくく、マネーロンダリングを助長してしまうので入金額と同額の賭けを行うことが定められています。
また入金に使用した方法と同じ方法で出金を行うことも原則となっており、クレジットカードによる入金など、出金に対応していない入金方法を除いて「銀行振込で入金→仮想通貨で出金」ということは行えません。
こうしたことから騒動男性がオンラインカジノを利用して、4630万円を資金移動させることは不可能です。
さらにオンラインカジノはアカウントの入出金履歴やプレイ履歴など個人のカジノプレイに関するすべての情報が残ってしまうので、4630万円の返還ができない証拠として提出を求められれば証言の裏付けとなるでしょう。
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