
最終更新日:2022年6月29日
10パーセント法とは?シミュレーションをもとにその効果を徹底検証
オンラインカジノで重要なベッティングシステム。その中でもシンプルで使いやすい「10パーセント法」について解説します。シンプル故に他のギャンブルでもよく使われている手法です。今回はそんな10パーセント法についてシミュレーションもしながら丁寧に教えていきます。
- ベッティングシステムとは?
- シンプルで使いやすい「10パーセント法」の特徴は?
- 10パーセント法を習得しよう!
- やり方を学ぼう
- シミュレーションしてみよう
- 10パーセント法はどんなゲームに向いてる?
- 10パーセント法のメリット・デメリット
- メリット
- デメリット
ベッティングシステムとは?
ベッティングシステムとは
ベッティングシステム(賭け方)を理解していると、よりオンラインカジノで戦略的に稼ぐことができる!
ベッティングシステムとは、古くからカジノで使われている賭け方の戦略・戦術で「ベッティングストラテジー・マネージメント」とも呼ばれています。ベッティングシステムは数学的に効果が実証されており、何種類ものさまざまな手法が編み出されて現代のオンラインカジノでも使われています。 ベッティングシステムは主にテーブルゲームに有効で、その中でもバカラ、ルーレット、ブラックジャックで勝率1/2で配当倍率2倍。または勝率1/3・配当倍率3倍3倍が狙えるゲームに使うことができます。 つまり、バカラやブラックジャック、ルーレットの赤黒、ハイロー、ダズンベット、コラムベットのベットにベッティングシステムが有効ということです。そしてベッティングシステムを理解していると、よりオンラインカジノで戦略的に稼ぐことができる上、「連敗続きから一気にプラスになる賭け方」「長くプレイできる賭け方」「安定的な賭け方」など状況に応じたプレイが可能となります。
シンプルで使いやすい「10パーセント法」の特徴は?
10パーセント法 特徴
「10パーセント法」はその名のとおり、自分の資金の10%を賭け金としてベットする だけのとてもわかりやすい手法です。ゲームごとにメモを取ったりする必要がなく、分かりやすい賭け金のルールなので初心者でも使いやすいのが特徴となっています。賭け金は常に資金の10%なので、例えば資金が$100だったら$10ベット、勝てば資金が$120になるのでその10%で$12が賭け金になります。負けた場合は、$90の10%の$9が賭け金で次の賭け金も総資金の10%です。そのため、負けているときは資金が少なくなっているので必然的に賭け金は少なく、勝っているときは資金が増えているので賭け金が上がっています。
特に勝率の良い時に効果を発揮する手法なので、「勝率はいいのに利益が思ったより伸びない」という方は10パーセント法に切り替えてみると良い結果が得られるかもしれません。10パーセント法は、分かりやすい賭け金でリスクを抑えつつ、しっかりリターンも狙えるバランスの取れたベッティングシステムです。

10パーセント法を習得しよう!
10パーセント法 習得
10パーセント法のベット額の出し方はとても簡単で「資金の10%」を出すだけです。ですが賭け金を計算すると小数点以下の端数が出ることもよくあるので、その場合はどのようにしたら良いかも知っておきたいところ。 ベット額の細かい計算方法など、詳しいやり方を学んで10パーセント法を使った実践を試してみましょう。
やり方を学ぼう
10パーセント法ここを押さえておけばOK
- 資金に0.1を掛けた金額をベットする
- 小数点以下の数字はプレイヤー自身で「切り捨て」「切り上げ」「四捨五入」のいづれかで設定
- 切り捨てにした場合は賭け金が少なく抑えられ、切り上げにした場合は賭け金は上がり、四捨五入がその中間になる
10パーセント法は確率1/2で、2倍配当のゲームに使うことができます。今回は分かりやすいよう$100スタートにしていますが、資金が異なる場合も資金に0.1を掛けた金額をベットしてください。また小数点以下の数字については、明確なルールはないので「切り捨て」「切り上げ」「四捨五入」プレイヤー自身で設定することができます。切り捨てにした場合は、賭け金が少なく抑えられ、切り上げにした場合は賭け金は上がり、四捨五入がその中間になるイメージです。手元に電卓がない場合やスピーディーなプレイを楽しみたい場合にも「切り捨て」が使いやすいので、今回はすべて「切り捨て」でシミュレーションを行ってみました。
シミュレーションしてみよう
資金$100スタートで3パターンのシミュレーションを行いました。このシミュレーションでは、勝敗率によるプラス収支の分岐点や、勝敗パターンによる損益の違いが分かります。
5勝5敗の場合(資金$100スタート)
このように勝率が半々だとマイナス収支で終わってしまいます。プラス収支で上がるには、勝ちの数が負けを上回らなければなりません。
6勝4敗の場合(資金$100スタート)
勝ち越しのパターンでは、スタート時よりプラス$16で大きな資金の減少もなく安定的なゲームとなりました。
4勝6敗の場合(資金$100)連敗スタート
負け越しの場合、このシミュレーションではスタートよりマイナス$24になりました。ゲームスタート時連勝から始まるか連敗で始まるかも終了時の損益に関わりが出るので、連勝スタート時の負け越しパターンについてもみてみましょう。
4勝6敗の場合(資金$100)連勝スタート
同じ勝率の場合でも、連勝からスタートすると損失が-$20に抑えられているので10パーセント法は連勝スタートのほうが有利ということが分かります。

10パーセント法はどんなゲームに向いてる?
ライブルーレット
10パーセント法はバカラ、ルーレットのイーブンベット(赤黒・ハイロー・奇数偶数)、ブラックジャックなど、勝率が1/2のゲームで、配当倍率が2倍のゲームで効果を発揮します。勝率五分以上でなければ利益がでない10パーセント法では、少しでも勝率の高いゲームを狙ってプレイすることがおすすめです。自分の得意とする勝率の高いゲームで試してみてもいいかもしれません。少しでも勝率が上げるという意味では、ルーレットであれば「0」が2つあるアメリカンルーレットより、ヨーロピアンルーレットを選択すると数パーセント勝率が若干上がります。バカラのライブゲームなど出目表を確認できるゲームは、罫線を読んだり、予想が立てやすいのでそうした履歴の分かるゲームを選ぶことも良いでしょう。
10パーセント法が利用できるゲームの詳しい遊び方はこちらから確認することができます。
10パーセント法のメリット・デメリット
資金に応じた賭け金で、勝率によって利益を出すことができる10パーセント法ですがデメリットもあります。メリットとデメリットを知って、10パーセント法をより有効に使ってみましょう。
- 勝率が高いほど利益率が上がる
- 連敗しても資金がパンクしにくい
- 使いやすい
- 勝率が50%を上回らなければ、マイナス収支
- 勝ち負けが交互になると不利
- 連敗からスタートすると取り返すのに時間がかかる
メリット
勝率が高いほど利益率が上がる
10パーセント法は、資金が増えている、もしくはゲームスタート時で潤沢にあるときに賭け金が上がる手法なので勝率が高く資金が順調に増えているときほど利益率が上がります。「勝率は高いのに、思うように収益が増えない」という時にマッチしているベッティングシステムです。
連敗しても資金がパンクしにくい
資金に応じた賭け金となるので、連敗しても急激に賭け金が増大して急激な資金減ということがないため、連敗が続いた場合でも資金ゼロにはなりにくいです。マーチンゲール法で$10ベットからスタートすると3連敗で賭け金は$40に達するのに対して、10パーセント法なら、$10、$9、$8と連敗するごとに賭け金が減っていくので資金持ちが良く長期戦でも使えます。
使いやすい
勝敗に応じてベット額を変更する手法ではしばしばメモを取らなければならず、勝敗を忘れてしまったりすると次の賭け金がわからなくなることがあります。ですが10パーセント法では、常に賭け金が資金の10%なので勝敗に関わりなく即座に次の賭け金を算出することができるのでベッティングシステムに慣れていない初心者でも簡単に使うことができます。シンプルで使い勝手が良い点が嬉しいです。
デメリット
勝率が50%を上回らなければ、マイナス収支
5勝5敗のシミュレーションのように五分五分の勝敗では、勝ち負けの順番に関わりなく必ずマイナス収支になってしまいます。プラス収支で上がるには、負け数より勝ちが上回る必要があるため常に勝率が悪い場合には、10パーセント法は不向きです。
勝ち負けが交互になると不利
勝利が1/2のゲームでは、勝ちと負けが交互にくるパターンも比較的ありますが、10パーセント法を使った場合では大して資金が増えなければ、減りもしないという状況なってしまい長時間かけて収益にならなかったというパターンに繋がります。そのため勝ち負けが交互になるパターンも10パーセント法とは相性が悪いです。
連敗からスタートすると取り返すのに時間がかかる
10パーセント法はゲームスタート時の賭け金が、一定量あるので最初に連敗からスタートすると賭け金が大きかった分、取り返すためには何ゲームも必要となり、プラスに持ちこむのが難しくなります。そして長期戦になっても勝ち率の問題で負けてしまう場合も。反対に連勝からスタートするとそのまま勝ちやすいという面もあるので、連敗からスタートしたら10パーセント法以外の手法に切り替えるなどして対策が可能です。
よくある質問
バカラのプレイヤーorバンカー、ルーレットの赤黒・ハイロー・奇数偶数、ブラックジャックなど勝率が50%で2倍配当のゲームに有効です。
勝率が高い時に特に効果のある手法です。勝ち数、負け数が同数でも若干マイナスにはなってしまいますが大きく資金が減少することはありません。 ですが、連敗スタート時だと負けを取り返すのに時間がかかってしまうので他の手法に切り替えたほうが無難です。
スタート時に連勝したらそこでストップすると、一番利益のある状態で勝ち逃げできます。 パーレー法のように一度負けると収益がゼロになってしまうこともないので、そのままゲームを続行してもリスクは少ないです。仮に長期戦になった場合も勝ちがひとつでも多ければプラス収支になるので、プラスに転じた場面でストップしたり、「資金50%減でストップ」「$30増えたらストップ」など自分でルールを設定してみても良いでしょう。
資金の10%の金額がテーブルリミットに到達する可能性がある場合は、確認したほうが良いですが そうでない場合は10パーセント法の特性上、ほぼほぼテーブルリミットに達することはないでしょう。 例えば資金が$1000の場合、賭け金は$100。そこから賭け金が$300まで増えるには、$3000程度まで資金が増える必要があるので、ハイローラーでなければテーブルリミットを気にする必要はありません。
出目の履歴を見て、ずっと出ていないベットエリアに賭ける方法や出目の偏りがあればそのベットエリアに賭け続ける方法があります。 バカラの罫線を読む方法や、ルーレットの出目表、ブラックジャックのベーシックストラジーなど各ゲームの戦術と併用すると勝率が上がるので10パーセント法を使った攻略に効果的です。
はい。ベッティングシステムは戦略なので、不正行為にはならないため安心してプレイにお使いいただけます。 ただし、ボーナス利用時には「ベットリミット」といって一回にベットすることのできる金額の上限が定められているため、テーブルリミットの金額とは別に注意が必要です。 ボーナス利用時のベットリミットについては、各カジノサイトの「利用規約」「ボーナス利用時の規定」などから確認できますので、ボーナス利用時はご確認ください。