
最終更新日:2022年6月29日
ダランベール法とは?シミュレーションをもとにその効果を徹底検証
オンラインカジノで重要なベッティングシステム。低リスクで利益を出しやすいと言われる「ダランベール法」について解説します。大きく利益を得られる方法ではありませんが、リスクが低く、賭け金が大きく増えることもないので初心者におすすめの賭け方です。
- ベッティングシステムとは?
- 低リスクで利益が出やすい「ダランベール法」の特徴は?
- ダランベール法を習得しよう!
- やり方を学ぼう
- シミュレーションしてみよう
- ダランベール法はどんなゲームに向いてる?
- ダランベール法のメリット・デメリット
- メリット
- デメリット
ベッティングシステムとは?
ベッティングシステムとは
ベッティングシステム(賭け方)を理解していると、よりオンラインカジノで戦略的に稼ぐことができる!
ベッティングシステムとは、古くからカジノで使われている賭け方の戦略・戦術で「ベッティングストラテジー・マネージメント」とも呼ばれています。ベッティングシステムは数学的に効果が実証されており、何種類ものさまざまな手法が編み出されて現代のオンラインカジノでも使われています。 ベッティングシステムは主にテーブルゲームに有効で、その中でもバカラ、ルーレット、ブラックジャックで勝率1/2で配当倍率2倍。または勝率1/3・配当倍率3倍3倍が狙えるゲームに使うことができます。 つまり、バカラやブラックジャック、ルーレットの赤黒、ハイロー、ダズンベット、コラムベットのベットにベッティングシステムが有効ということです。そしてベッティングシステムを理解していると、よりオンラインカジノで戦略的に稼ぐことができる上、「連敗続きから一気にプラスになる賭け方」「長くプレイできる賭け方」「安定的な賭け方」など状況に応じたプレイが可能となります。
低リスクで利益が出やすい「ダランベール法」の特徴は?
ダランベール法 特徴
ダランベール法は別名、「ピラミッド法」と呼ばれている攻略法で負けたらベット額を増やして、勝ったらベット額を減らします。負けたらベット額を上げる手法にマーチンゲール法などがありますが、ダランベール法は賭け金の上がりが緩やかで、$1ずつ増減していく賭け金の変動はちょうどピラミッドの形のようになっているので、イメージしやすいのではないでしょうか。 18世紀のフランスの数学者、ダランベールによって考案された投資法で歴史的、数学的にみて有効であることも確かです。ベット額の増減が小さいため、低リスクでコツコツ利益を出す長期戦向きの手法です。マーチンゲール法のように一度で損失を取り戻すことはできませんが、その分大きな損失を出すリスクも小さく、安定したバランスの取れたベッティングシステムといえます。

ダランベール法を習得しよう!
ダランベール法 習得
ダランベール法はやり方さえ理解してしまえば、賭け金の増減は「1」ずつなので難しい計算も必要がなく簡単に使うことができます。まずはやり方を学んで、実際のゲームでも生かせるようにしたいです。
やり方を学ぼう
ダランベール法ここを押さえておけばOK
- 賭け金は負けたら1増・勝ったら1減
- 連勝によって賭け金が「0」になった場合は$1を賭けてスタート
ダランベール法は確率1/2で、2倍配当のゲームに使うことができます。今回はダランベール法の特徴がわかり、一番低額な金額の$5スタートにしていますが、スタートのベット金額を増やした場合も「賭け金は負けたら1増・勝ったら1減」のルールで賭け金を増減してください。$1スタートの時は、勝ったら-1すると賭け金が$0になってしまうので、また$1を賭けて 連勝が続くかぎり$1ベットを行います。負けたら+$1にして、基本ルールは同じです。
1.1ゲーム目 $5をベットする
- 勝った場合:次のゲームでは、スタート金額の−1の額、$4をベットします。
- 負けた場合:次のゲームではスタート金額の+1の額、$6をベットします。
2.2ゲーム目
- 勝った場合:次のゲームでは、$4の-1の額、$3をベットします。
- 負けた場合:次のゲームは、$6の+1の額、$7をベットします。
3.3ゲーム目
- 勝った場合:次のゲームでは、$3の-1の額、$2をベットします。
- 負けた場合:次のゲームは、$7の+1の額、$8をベットします。
4.任意のゲームでストップ
連勝によって賭け金が「0」になることもありますが、そうした場合は$1を賭けてゲームします。一気に資金がパンクするリスクは低いですが、不調時で、勝率が悪いとじわじわ資金が減少し、長時間かけてマイナス収支になることもあるので「マイナス$○でストップ」など、損切りするラインを設定したり、「プラス$○で終了」と少しでもプラス収支になった時点での勝ち逃げを狙いましょう。
シミュレーションしてみよう
$5スタートで3パターンのシミュレーションを行ってみました。どのようなパターンの時に、プラスの損益になるかが分かります。
5勝5敗の場合
3勝7敗の場合
7勝3敗の場合

ダランベール法はどんなゲームに向いてる?
手数料なし・バカラ
ダランベール法はバカラ、ルーレットのイーブンベット(赤黒・ハイロー・奇数偶数)、ブラックジャックなど、勝率が1/2のゲームで、配当倍率が2倍のゲームに有効です。バカラのバンカー勝利の配当が1.95倍で、賭け金とリターンの細かい差の部分が気になる場合はプレイヤー勝利のみ狙うか、「ノーコミッションバカラ」という手数料無料のバカラがおすすめです。バンカー勝利でもプレイヤーと同じ、2倍配当になります。
ルーレットのベットエリアなど、ダランベール法が利用できるゲームの詳しい遊び方はこちらからどうぞ。
ダランベール法のメリット・デメリット
賭け金の変動が少なく、安定性の高いダランベール法ですが勝敗のパターンによっては、勝てない場合や思ったより利益が出ないこともあります。メリット、デメリットを押さえて実際のプレイに生かしましょう。
- 賭け金の増減が緩やか
- 安定的に利益を残しやすい
- テーブルリミットを気にしなくていい
- 勝率が五分五分でも場合によって損失が出る
- 好調時のメリットが薄い
- 大きな利益を出すのに時間がかかる
メリット
賭け金の増減が緩やか
ダランベール法は、賭け金の変動が$1ずつなのでスタート金額が少額であれば他の手法より少ない資金でも手法を使うことができます。マーチンゲール法で6連敗した時の賭け金が$32なのに対して、ダランベール法は$5スタートは1/3以下の$10なので資金持ちが良いのがメリットで仮に連敗しても、大負けはしにくい点で優れています。
安定的に利益を残しやすい
勝率5割以上であればほとんどの場合で利益が出る上、最初のベット額を少なく設定しておけば資金がパンクするリスクはとても低くなっています。短時間で大きな利益を出すことは難しいですが、長期的にコツコツとプレイしていけば、リスクを最小限にして利益を残しやすい手法です。
テーブルリミットを気にしなくていい
賭け金は負けた時にだけ$1ずつしか増えないので、例え10連敗しても賭け金の増額はたった$10。なので、テーブルリミットのギリギリの金額からスタートしない限り、テーブルリミットで賭け金を増やせないということは起こりません。
デメリット
勝率が五分五分でも場合によって損失が出る
勝ち負けが同数であった場合も、連勝から連敗になる展開の場合では損失が出てしまうこともあります。賭け金の設定上、連勝からの連敗には不利なシステムです。
好調時のメリットが薄い
ダランベール法は、勝っている時に賭け金を減らしていく手法でもあるため連勝で調子が良ければ良いほど賭け金が少なくなり、リターンが減っています。そのため好調時には、若干割が悪く感じられるかもしれません。そこで、逆ダランベール法という「勝ったら賭け金を1増やし、負けたら賭け金を1減らす」というダランベール法とは逆の連勝しているときに効果を発揮するベッティングシステムもあるので、明らかな好調時には「逆ダランベール法」に切り替えたほうが良いでしょう。
大きな利益を出すのに時間がかかる
賭け金の増減が緩やかで、勝ち負けを繰り返しながら徐々に資金を増やしていく手法なのでまとまった利益を出そうとするとかなり時間がかかってしまいます。ローリスクというメリットの反面、ローリターンというデメリットもあるので、「まとまった利益が欲しいけれど、プレイ時間があまりない」という方にはおすすめできません。
よくある質問
バカラのプレイヤーorバンカー、ルーレットの赤黒・ハイロー・奇数偶数、ブラックジャックなど勝率が50%で2倍配当のゲームに有効です。
連勝からの連敗の流れに弱いので、最初の数ゲームで何連勝かして利益が出たらそこでストップして、勝ち逃げしたほうが得策です。 また好調時なら逆ダランベール法に切り替えるなど、積極的に利益を増やす手法に切り替えることも良いでしょう。
はい。ベッティングシステムはあくまで戦略で、不正行為にはならないため安心してお使いいただけます。ただし、ボーナス利用時には「ベットリミット」といって一回にベットすることのできる金額の上限が定められているため確認が必要です。
負けた時にベット額を増やす手法ではありますが、必ず負け金を補填できるベット金額ではないので、勝率50%を切ると負けを取り戻せずマイナス収支で終了となってしまうことが多いです。 そのためダランベール法で攻略する場合は、ゲーム自体の勝率を上げることが利益に直結します。自分の得意な勝率の高いゲームで勝負したり、ゲームの履歴から統計を参考にしたりして勝率を上げましょう。
賭け金の変動が緩やかな手法は、ダランベール法以外ではモンテカルロ法があります。モンテカルロ法は、ダランベール法より賭け金の計算が難しいですが、3倍配当のゲームにも使えるという特徴もあります。 ルーレットやバカラで使われる賭け方【モンテカルロ法】とは?:https://casinojapan.com/strategy/monte-carlo-method
やめ時のひとつ目安は「連勝を続けて賭け金が$1になった時」です。そのあと勝っても$1ずつしか増えないので、利益を残して勝ち逃げしたほうが無駄な損失を防いでプレイ時間のロスも防げます。
賭け金の変動が$1ずつの手法なので、最初のベット金額が低ければテーブルリミットに達する場合はまずありません。テーブルリミットを意識せずにプレイできます。 ただしボーナスを使ってプレイする場合は、ベットリミットが決まっていてテーブルリミットよりだいぶ低額に設定されているため確認が必要です。
はい。それぞれのゲームの攻略法と組み合わせることで勝率アップに期待が持てるので併用がおすすめです。バカラなら罫線を読む攻略法や、ルーレットであればずっと出ていないほうの出目に賭けたりする方法があります。 バカラの罫線とは?:https://casinojapan.com/game/baccarat